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損保各社はもう一度この記事を読め

損害保険関連情報:2005年09月


東京海上日動 約1万7000件 支払い漏れの金額は非公開です(なぜでしょうか?)

三井住友海上 推定2万8000件 支払い漏れは約10億円(現在調査未完了です)


あいおい損保 約2万9000件  支払い漏れは約12億円

日本興和損保 約2万2000件  支払い漏れは約8億円

損保ジャパン 約2万7000件  支払い漏れは約9億円

しめて、約12万件 支払い漏れの保険金総額が50億円を上回るようです。

この金額を見るだけでは、金額が大きすぎて分かりにくいかもしれません。加入者、一件あたりの、本来もらえるはずの保険金がいくらだったかを見てみましょう。

不払い保険金の殆どが費用保険金、分かりやすくいうと、付随的についている特約の部分から支払われる保険金のことです。損保ジャパンの場合は1件あたりの平均が3万3000円だそうだ。他社はこうした平均値は出ていませんが上記のリストから換算すると概ね一件あたりの平均不払い保険金は3万5000円前後のようです。

ところが朝日新聞によると、1件でも1000万円を超える払い漏れもあったようです。どんな事故だったのかを見てみましょう。



忘れられた搭乗者傷害保険、現在の自動車保険は車の保障、人(ケガ)の保障、賠償責任(対人対物)
の3つの保障が柱、すなわちベースになっています。

今回1,000万円を越える保険金が支払い漏れになったのはケガの保障です。自動車保険において、ケガの保険は人身傷害保険と搭乗者傷害保険になります。人身傷害保険だけでも、保障は十分なのですが、補助的に搭乗者傷害保険も付けられている方も多く見られます。不払いの原因はここにありました。


今回の不祥事では
某保険会社は怪我をした加入者に対し、人身傷害保険金として4900万円を支払ったそうです。

しかしもう一つのケガの保険、搭乗者傷害保険金1370万円を払い忘れてしまったというのです。加入者も保険金4900万円を受け取り、他にも保険金が受け取れるということなど考えもしなかったのでしょう。


言い訳無用

今回の事件は金融機関としてはとても大きな問題です。保険は保険料という掛け金を支払い保険金を受け取る権利を手にする仕組みです。皆さんは何か商品を買うと代金を支払いお目当てのモノを手に入れます。保険の場合はしっかり保険料(代金)を支払い、品物の代わりに「お金を受け取る権利」を手に入れます。その権利が一時的とはいえ無視されたのです。


今回は各社とも、上記に挙げた未払い金を9割方払い終わったとのことです。しかし払えばいいという問題ではありません。今回のことが表にでたのは、きっと国の検査か何かが入ってのことと推測されますしかし、もし、今回のように明るみに出なかったらいったいどうなっていたのでしょうか?考えただけで怖い話です。50億です。


「商品が複雑になりチェックが追いつかなかった」と説明があったそうですが、加入者を馬鹿にした説明と感じたのは私だけではないはずです。商品を複雑にしたのは保険会社なのです。


支払い事由に問題があるのであれば、まだ分かります。しかし支払うことに問題がない保険金を支払わないでいるというのは知識の少ない契約者の弱みにつけこむ詐欺ととられても逃れようがありません。


「これからは自分自身で保険金を理解し保険会社からの保険金の内訳をチェックする必要がある」


という意見も聞こえてきそうです。しかしあえて、最後に私の主観を言わせてもらうと「保険金くらいはきっちり支払ってよ、それができなければ保険会社の意味がないでしょう」と言いたい。明治安田生命の件といい、保険に関わるものとしてこれ以上、失望するようなことがないことを願うばかりです。



あきれた新商品開発

損害保険の不払いは、善悪の問題ではなくあまりにも幼稚すぎます。日本を代表する大手2社の保険会社が、なぜ自社の保険を把握するシステムをもっていないのでしょう?

「特約が複雑すぎて、支払うのを忘れました」

自分たちが商品に特徴をもたせようと作った保険なのに、やはり一体何がやりたいのか本当に分からない、幼稚な事件です。

どうしてこんなことが起こるのでしょう。本当に特約や商品性が複雑すぎてチェックしきれなくて沢山払っていなかったのか、顧客を馬鹿にして、どうせばれないと思ってやったのか、どちらかだと思いますが、どっちにしても愚かすぎます。





保険は商品ではなく契約だ

保険を商品として扱い、売り上げや契約件数という数字を目的に販売するかぎり、今回のような不払いや業法違反のような問題はなくならないでしょう。今回の処分を受けた三井住友海上火災の社長が「現場が先走った」といっていたがそれはありえない。まじめにやってきた社員も怒り心頭のはずです。


経営者と会社の風土の問題

経営者がプロセス(顧客のニーズにあった保険を提供したり、顧客が喜んでくれるサービスを提供しようとすること)を無視し結果(売り上げや新規契約高)のみを同業他社と数字を競ったり、追求するから社員もそれに従うしかない。社員も上には逆らえないのが大企業ですから、それが顧客にとって良いことか悪いことかが二の次になってしまう。そして、だんだんと自分に対して言い訳しているうちに善悪の判断がつかなくなってくるのではないでしょうか?


どんなに大きな企業でも、会社が経営者の意向を写す鏡であることは間違いありません。


損保は数年に一度の、金融庁の定期的査察が必要でははいかと強く訴えたい。


泣き寝入りは損保の思う壺、おかしいと思ったら先ず誰かに相談を。



歴史は繰り返す、空論ではない。










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1. 感謝

あってはならない事故というより、詐欺事件だったと思います。自分はこの時、保険屋にただしました。被害を受けられた方は近くにはおられませんでしたが・・・良くわかりませんが正しいでしょう。とにかく何でも説明書は判り難いです。福島被災者が記入する東電申請書も年寄りには無理なようです。いつもありがとう御座います。感謝。

2. こんにちは


うちの母親の場合、証券会社の思う壷で

大損コイタ経験があったようです。

奴らはやれ今度はこの “商品” がお得とか

テキトーにわざわざ難しく経済情勢を話しては

“金融商品” を動かさすように誘導して

手数料を取りたがります。


必ず会社の儲けや営業目標で客をカモにします。



なので、顧客側も自己責任で勉強すべきなんですよね。

何ですかね、特約とか言って老眼鏡でも見にくい字で

蛆虫みたいに書いてある条項は?


今、保険会社でもどことどういう契約をすることが

有効かを相談できる会社や窓口がありますね。

そういう個人事業をしている方が居まして

私も勉強しながら資産を護り回して膨らまして

経済の車輪を動かしつつ我が家の生活も

護っています。


記事に関係無い感じのコメントでしたね…


スミマセンm(_ _)m

3. Re:感謝

>ヒロシマの爺婆さん

アメリカの格言では、友人に持つべきものの一つとして保険屋が挙げられています。

しかし、困ったときに困った人を困らせるようでは保険屋としては失格ですね(怒)

4. Re:こんにちは

>なべちゃりん(コメント・ペタ共にマイペース中)さん

証券会社の社員は公営ギャンブルの予想屋と大して差異がないと思われます。

簡単なことを難しく説くのが彼らの常套手段でお客をカモにします。

これに引っ掛かりやすいんですよね(泣)
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